《奇怪な令嬢》《エジプトの妖精》と呼ばれた、
シュルレアリスムを代表する美貌の女性詩人が放つ
官能と死に引き裂かれた、痙攣的な美とエロティシズムの詩的宇宙。
その代表作『叫び』、『裂け目』、『猛禽』、『白い方形』から172篇を
精選し一冊に閉じ込めた不朽の愛蔵版詩集。
山下陽子の挿画とともに、驚異のポエジーが今、よみがえる!
ジョイス・マンスールの登場は、ジゼル・プラシノスとレオノーラ・カリントン以後、
スキャンダラスな若い女性の最後の到来だ。───A・P・ド・マンディアルグ
■A5変形函入美装本、表紙箔押し、384頁、挿画4点入
定価 3,250円+税