2025年6月15日
『虎紳士』特装版【総革製本・極美函入】残部僅少
サバト館の特装本をすべて手がけたレジェンド、名匠・須川誠一氏による究極の特装版・限定50部が、本年5月に完成しました。おかげさまで大変好評をいただいており、いよいよ残部僅少となりましたので、広く皆様にお知らせ申し上げます。
『虎紳士』特装版【総革製本・極美函入】残部僅少



【詳細解説】
青緑色のモロッコ革を使用しています。これは極めて珍しい色合いで、革卸売店では本邦最後の貴重な在庫品です。(もし在庫なしですと、革を輸入して染め作業に数ケ月かかることになり、さらに高額になるところでした)。

パーチメント(羊なめし革)を背革にしています。本来もう少し黄色いのですが、金箔を目立たたせるため白くなっています。モロッコ革と同様に高価なこの堅い丈夫な革を、高齢の須川氏が力を振り絞って造本されました。

天金、金箔押しは純金です。天金は三度上塗りして輝きを倍加しています。純金は、今や価格がうなぎ上りに高額になっていて、今日では極めて貴重なものとなっています。

外函の和紙は、500種に上る和紙見本帳から選定した、「ちり泉貨紙」で、オリーブ色のモロッコ革(縁革)と絶妙の組み合わせで、お客様から特に好評いただいています。


四六判のサイズこそが、総革装本に最も馴染むそうで、お客様からは、造本に惚れ惚れして愛撫せんばかりという感激のお言葉を頂戴しています。末永く愛蔵いただける工芸品でもありますので、お早めにご注文くださいませ。まずはメールか電話でお待ち申しております。
(普及版については ⇒ 新刊書籍 を御覧ください)
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